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周辺情報

パトリア周辺一本杉通り

パトリアからも歩いて行ける、七尾市の観光名所「一本杉通り」(いっぽんすぎどおり)。

七尾駅の前を流れる御祓川(みそぎがわ)沿いに歩くと、赤い欄干の仙対橋(せんたいばし)があります。

ここが、「一本杉通り」入口ですよ。

古い歴史のある通りで、この通りだけで国登録有形文化財の建造物が5つもあります。

見て、歩いて、買って、体験もできる「一本杉通り」をご紹介します。

パトリアから向かって、仙対橋を渡り、一本杉通り手前から順に掲載しています。

漆陶舗 あらき

石川県の伝統工芸品を見て、触れて、体験できる漆陶舗 あらきさん。

輪島塗やガラス製品、能登島の陶房独歩炎の作品、九谷焼、山中塗など、石川県の伝統工芸品が並びます。

商品のことでわからないことは若女将の新城礼子さんにお聞きすれば親切丁寧に教えてくださいますよ。

花嫁お箸、花婿お箸、花嫁おわん、花婿おわん、花嫁スプーン、花婿スプーンは、七尾市一本杉通りの漆陶舗あらき、花嫁のれん館でしか購入できないオリジナル商品です。

漆陶舗 あらきさんでは、能登の伝統工芸「輪島塗」の沈金体験もできます。

沈金とは、漆芸品に用いられる加飾技法のひとつで、刃物で文様を彫り、金粉を押し込むものです。

若女将・新城礼子さんは、輪島の漆芸技術研修所で勉強されてきたという経歴があります。

ですので、技術的なこともお聞きできます。

沈金体験は、お箸、銘々皿、ミニパネルで行うことができます。

材料は当日、その場でお選びいただけます。

なお、沈金体験は事前予約が必要です。

【漆陶舗あらき 店舗情報】

〒926-0806 石川県七尾市一本杉町4

TEL:0767-52-4141/FAX:0767-52-4140
営業時間:9:00~18:00
定休日 火曜日
お支払い方法 現金、各種クレジット、銀行振込、代金引換

明治堂


明治堂さんは、一本杉通りにある唯一のパン屋さんです。

なんと昭和6年創業で90年近くの歴史を持ちます。

七尾市では一番古いパン屋さんです。

七尾市で明治堂さんのパンを食べたことがない人はいないくらいかと思います。

明治時代に創業したから「明治堂」ではありません。

明治堂さんの開店日は昭和6年11月3日。

11月3日は「明治節」で、そこから命名したそうです。

一本杉通りでは毎年この日に大市が開かれます。

その大市に合わせて開店したのだそうですよ。

昭和初期に開店したパン屋さん。当時はとってもハイカラな存在だったでしょうね。

歴史ある明治堂さんの一番人気のパンは、七尾 海軍カレーパン!

明治堂初代は、元・海軍だったそうです。

海軍は長く海の上で生活をするので、昔は栄養不足になりがちでした。

その栄養不足を補うためにパン食やカレーが取り入れられました。

初代は海軍時代にパン作りを学び、港で賑わう七尾に移住し、パン屋を開業したということです。

以来、三代に渡り、味とこだわりを引き継いでいます。

サクサクと揚げてあるパンの中にゴロゴロと大きいお肉が入ったカレーが入っています!

現在明治堂三代目のオススメをお聞きしました。

フランスパンに明太子が塗られている「フィセル明太子」

食べ応えがあり、美味しいのでついつい1本食べてしまいます。

明治堂さんでは、昔懐かしいパンもあります。

ネオバターロール

パンの上にかけられた甘い砂糖と、中に塗られているバターが絶妙です。

コーヒートースト

コーヒー色のパンを見ると懐かしい気持ちになります。微かなコーヒーの香りもがたまらないですね。

他にも味付けパンやコッペパンなど、老舗パン屋さんらしい商品が並んでいました。

食パンもたくさんの種類があるんですよ。

是非、明治堂さんの七尾海軍カレーパンをさくっと食べてみてくださいね♪

【明治堂 店舗詳細】

住所 石川県七尾市一本杉町6番地
TEL:0767-52-2422
定休日 日曜日
営業時間 7:30~18:30
支払い方法 現金、PayPayなど

高澤ろうそく

石川県唯一の和ろうそく店の「高澤ろうそく」さん。

明治25年(1892年)に創業。石川県の稀少伝統工芸品のひとつ「和ろうそく」を作る高澤ろうそく。伝統を守りつつ、新しい形で和ろうそくを残している貴重なお店です。

昔ながらの建築物で店舗内もとても美しくそして良い香りがします。

ろうそくには、和ろうそくと洋ろうそくがあります。材料が違うそうですよ。

和ろうそくとは、植物ロウを主原料に芯は和紙と灯芯草を自然の材料でできています。

環境に優しいろうそくです。

風にも強くしっかりした炎のろうそくで、用途によっていろいろな形のろうそくがあります。

どの家にも昔から仏壇は大切に守られてきました。

仏壇には花を添えてお参りするものですが、花の無い時期には灯りとしての役割と共に、この華やかな柄の和ろうそくが花の代わりとなって添えられていたとお聞きしました。

和ろうそくだけでなく、キャンドルやお香など素敵でかわいい商品もたくさんあります。

自分へのプレゼント、また自宅で気軽に使うこともできる和ろうそく。

それ以外にも贈答用にもとても喜ばれる「高澤ろうそく」の和ろうそく。

是非、お立ちよりくださいね。

【高澤ろうそく 店舗詳細】

住所:石川県七尾市一本杉町11
TEL::0767-53-0406/FAX:0767-53-8174
営業時間:9:00 ~ 19:00
定休日:毎月 第3火曜日
駐車場:数台 店舗前にあり。無料

しら井

七尾で愛されて90年の昆布・海産物専門店 しら井さん。

しら井さんの人気商品は、なんといっても昆布巻きです。

肉厚の日高昆布を原料に、能登のイシリ、国内産の具材、地元醤油、ザラメ砂糖のみで5~6時間も鍋で炊き上げて手作りされています。

ご自宅ですぐに食べる用のものと、遠方の方へのお土産にもなる真空パックのものがあります。

贈答用としてではなく、七尾市民の食卓にあがるとても親しまれている昆布巻きです。

最近は、わかめの形を知らない人が多いそうです。

しら井さんでは、わかめの部位全てを一つ一つ商品にしています。

能登の海女さんがとった天然の生わかめを加工しています。

いしかわエコデザイン賞受賞したラッピングでのお土産品もあります。

お店には、ほかにも美味しいわかめがたくさんあります。こんなに種類が多いのかと驚くほどですよ。

結ばれた昆布が五つ入っているこちらの商品は「ご縁が結ばれるように」と願いが込められています。

七尾店の二階には、海の森のギャラリーとなっています。

「海藻おしば」を体験することもできます。

体験をするには、団体での予約が必要となります。1週間前までに予約をお願いしますとのことです。

お土産に、ご家庭用に、ギャラリーに、体験にと、地元の方も観光客の方も利用が多く」人気のしら井さんです。

【しら井 店舗詳細】

住所:石川県七尾市一本杉町百番地
TEL:0767-53-0589/FAX:0767-53-3899
定休日:第2・第4火曜日

鳥居醤油店

全国的にも有名なお醤油屋さん。著名人も使っていると評判の鳥居醤油店さんです。

一本杉通りには5軒の国登録有形文化財に指定された建物があり、そのひとつが鳥居醤油店さんです。

店内に入ると、芳しいお醤油の香りがします。

お醤油は、能登の大豆と、小麦、塩をつかって、店舗奥の蔵で造られます。

昔ながらの製法で、古い道具も健在です。

鳥居醤油店さんでは三代目の鳥居正子さん。

現在の醤油づくりは鳥居正子さんが手掛けていらっしゃいます。

こちらは鳥居醤油店さんの人気商品・ 手づくり3点セットです。

店内にはお醤油にまつわる愛らしい雑貨もありました。

ほぼ毎日使う醤油さしだからこそ、デザインにはこだわりたいですね。

コレクションにもなりそうです。

鳥居醤油店のだしつゆも、評判ですよ。

レトロな内装や現役で使用されているレジスターも必見です。

【鳥居醤油店 店舗情報】

住所:七尾市一本杉町29

TEL:0767-52-0368

北島屋茶店

国登録有形文化財のお茶屋で語らいながら抹茶挽き体験ができる、昭和8年創業の「北島屋茶店」さんです。

北島屋茶店さんは、七尾市民からは「お茶の北島屋さん」と呼ばれることが多いです。

店内の様子は、昔ながらの町家建築で、雰囲気を壊すことなくお茶や、お茶に纏わる道具が並んでいます。

お茶を入れる古い箱。

道具ひとつとっても味のある店内です。

北島屋茶店さんでは、全国でも数少ない「抹茶挽き体験」ができます。

抹茶挽きは本来20g(約10人分)を1時間かけて挽きます。

北島屋茶店さんでは、お客様の都合に合わせて時間を調整することができますよ。

電話にて事前予約が必要です。

挽きたてのお茶を、その場でいただくことができますよ。

お茶菓子もつきます。

お抹茶は細かくて酸化しやすく、風味も変化しやすいので、挽きたてのお抹茶はとても新鮮で贅沢です。ですので味が格別です!是非、挽きたてを味わってみてくださいね。

お抹茶挽きは、意外にゆっくりまわすものなんですね。

お茶杓ですくってみました。これで0.5gくらいです。

七尾市の代表的な銘菓、大豆飴(まめあめ)が出されます。

なんと、この大豆飴に、挽きたてのお抹茶を振りかけます!

大豆飴に、挽きたてのお抹茶です。鮮やかでとても綺麗!

自分で挽いた抹茶を、自分で点てますよ。初めてでも全く問題ありません。

店主がちゃんと教えてくださいます。

自分で挽いたお抹茶で、自分で点てたお茶は格別ですね!

国登録有形文化財の北島屋茶店を営む北林昌之さん。

島根県の出身で、縁があり七尾にいらっしゃいました。

若いころのお仕事で海外に赴任していたこともあり、なんと英語もぺらぺらなんですよ。

少年の頃は、自ら毎日茶葉を摘んで、手揉みしたお茶を飲んで育ったとのこと。

ですのでお茶の味には人一倍敏感なのだとか。

北島屋茶店でもその味覚は健在で、美味しいお茶を選別し販売しています。

一本杉通りのお店では、訪れると町やお店の文化、歴史を語ってくれる「語り部」がいらっしゃいます。

観光で訪れた際には是非その語りを聞いて旅のお土産話にしてほしいと思います。

かわいい茶葉入れが年季の入った古箪笥に入って陳列されており、販売されていました。

小物入れにもなりそうです。

美味しいお茶を求めに、お抹茶挽き体験に、新鮮な抹茶を味わいに、七尾の歴史・文化の語らいを聞きに、是非、立ち寄ってみて下さいね。

【北島屋茶店 店舗詳細】

住所:〒926-0806 石川県七尾市一本杉町54
TEL:0767-53-0003
営業時間:9時~18時
「抹茶挽き体験」要予約:0767-53-0003

花嫁のれん館

能登の婚礼儀式のひとつ、「花嫁のれん」をご存じですか?

「花嫁のれん館」では儀式の歴史を学ぶことができ、花嫁さながらの「花嫁のれんくぐり」体験ができますよ。

能登では婚礼時に「花嫁のれん」という華やかな暖簾が、母から嫁ぐ娘に贈られるという風習があります。

幕末から明治時代から伝わる、加賀藩の能登・加賀・越中で始まったといわれています。

嫁入りの時に嫁ぎ先の仏間に掛けられ、花嫁がそののれんをくぐるのです。

使用されるのはその時ただ1度だけで、婚礼が終わった後は箪笥にしまわれたままということがほとんどでした。

「花嫁のれん」という言葉自体は、有名女優さんによるドラマのタイトルにもなりました。

その風習の美しさを伝えるために、一本杉通りの女将達が花嫁のれんを飾って観光客の皆さんに見てもらうようなイベントを始めたそうです。
そのイベントが人気を博し、平成28年春「花嫁のれん館」が開館しました。

花嫁のれん館には、美しい花嫁のれんが飾られています。

常時スタッフの方はとても気さくて、気軽に質問することができますよ。

花嫁のれんにちなんだいろいろなグッズも販売されています。

かわいい花嫁のれんのロゴがあり、お土産にも最適です。

白無垢姿や、打掛姿で「花嫁のれんくぐり」を体験できます。

いろいろな着物が用意されており、お好きな着物をこの機会に着てみてはいかがでしょうか?!着付けもしてくださいますよ。

体験時間は30分ほどです。

ご自身の経験に、記念撮影にぜひ体験なさってみてくださいね。

男の方の紋付き袴も用意がありますので、ペアでの体験も可能ですよ。

【花嫁のれん館 詳細】

住所:石川県七尾市馬出町ツ部49
TEL:0767-53-8743
休館日:年末年始(12月29日-1月3日)と展示入替え期間
開館時間:9:00-17:00(入館は16:30まで)
入館料:高校生以上 550円 小中学生 250円 幼児 無料

一本杉通りにはほかにもミュシュラン1つ星を獲得している日本料理店「一本杉川嶋」さんや、美しい加賀友禅が揃うきもの処「凜屋」さん、カフェ、雑貨屋などたくさんの魅力あるお店が立ちならびます。

パトリアの駐車場に車を停めて散策に行くことができますよ。

ぜひ、一本杉通りに足をお運びくださいね。

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